司法書士といった難易度の高い資格を受験する場合、
合格のために専業で頑張るか、今の仕事を辞めずに頑張るか悩んだことはありませんか。
私は専業も兼業も経験したので、体験談を語りたいと思います。
なお、私は兼業受験生を選択しました。
まぁ、それが正解なのかはわからないのですが。。。
専業受験生
勉強時間を確保しやすい
1日の大半を勉強時間に割り当てる事が可能になります。
社会人でしたら、仕事の後に勉強するとなると、相当の気力が必要となります。
ですので、専業受験生の場合、物理的に確保できるというメリットがあります。
ただし、物理的に確保できたからと言って、
1日の大半を勉強しているかは本人のやる気に依存します。
人によると思いますが、短期間(1ヶ月~3ヶ月)の専業受験生が良いのかもしれません。
私の場合、6ヶ月の専業受験生を行ったのですが、中弛みしました。
貯金が減っていく
専業受験生を送るための生活資金を貯めていたとしても、
想像以上に、貯金が減っていくペースが早いです。
年金や税金を考慮に入れて、貯えておいた方が身のためです。
可能であるなら、株式などの配当金や不動産の家賃収入といった不労所得を元に、
多少の生活費の軽減を図るのは良いかもしれません。
メンタルにくる
中途半端な気持ちで専業受験生を行うと、
「働いていない」という引け目を感じてしまいます。
ゆっくりと起床するのではなく、
働いている頃と同じ時間に起きて、予備校の自習室に行くぐらいであれば、
引け目はあまり感じないかもしれません。
また、「必ず受かるんだ」と自分に過剰なプレッシャーを与えすぎたり、
逆に「受からなかったらどうしよう」とネガティブな思考になります。
もっとも、司法書士の先生方から、
不安になる程度の勉強量なら、不安にならないぐらいに勉強しろと言われそうですが。
兼業受験生
8時間労働なら両立できる
8時間労働であれば、通勤途中や帰宅後に、
2~3時間以上の勉強時間を確保できると思います。
テレビやスマホに時間を割かなければ、十分可能だと思います。
あと、お酒を飲んでしまったら、勉強はムリなので、禁酒になりますね。
とりあえず、1日中勉強というより、
X時からX時までといった毎日のルーチンとして実施しやすいかなと思っています。
仕事上で起きた嫌なことを引きずる
仕事上の人間関係で頭にくると、
数日間、「怒り」で勉強どころではなくなったことがあります。
ですので、人によっては、仕事上のミスや怒られることで、
しばらく気落ちされる方もいるかもしれません。
資格の勉強をしていることを職場で話すことは、あまりおすすめしません。
よく周囲に宣言することで、自分を鼓舞される方もいるようですが、
職場の方が好意的であれば良いのですが、そうではない方も多くいます。
仕事をしっかりこなせる立場であることが大前提で、
ステップアップのために、資格の勉強をしているという状況なら理解されやすいかもしれません。
思ったこと
専業で仕事していなくても、兼業で仕事していても、
何か振り回されることはあるのだと思います。
司法書士の勉強に集中できる環境を整えるのが、一番の近道なのかもしれません。
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