司法試験や司法書士試験といった法律系の試験での勉強方法において、
「過去問を解く」「条文素読」というものがあります。
今回、「条文素読」について、ご紹介したいと思います。
結論としては、「条文素読」を行うより、「テキストを読む」のが良いのではないかと思います。
六法全書で条文素読するとは
「条文素読」とは条文内容の暗記する勉強法です。
司法試験や司法書士試験において、条文の内容を問う問題があったりします。
その場合に得点につながるため、条文素読を行う方がいらっしゃいます。
六法全書で条文素読を行って、まず思うことですが、
めくりにくい。
そして、たくさん情報が載っていて、読みにくいので、暗記しにくい。
重いので、持ち運べない。
条文素読で得られる得点はごく限られたものなので、
机に座って勉強するなら、条文素読するより、過去問を解いたりしたいと思いました。
通勤途中の電車内で読めるように、
六法全書をカッターで分割し、ガムテープで補強するのは良いかもしれません。
合格六法で条文素読
六法全書をカッターで分割するのは、バチあたりな行為だからやりたくない方には、
「合格六法」が良いかもしれません。
合格六法は、重要条文には太文字になっていたりするので、意外と良かったです。
持ち運ぶにも許せる重量でした。
テキストを読む
私がまだ理解度が足りないひよっこなのかもしれませんが、
条文の意味がわからず、テキストを読み直したりしているので、
結局、条文素読より、テキストを読むのが私にはベストでした。
六法全書や合格六法で条文から主旨や内容を思い出すより、
テキストで図や太字などで表現されているページのほうが思い出しやすい。
テキストを完全に覚えるような域に達したら、
「条文素読」でもやろうかなと思う今日この頃でした。